書名選択
ここに掲げた枕詞のうち、上代のものは「万葉集」を中心に選定してあるが、 「古事記」「日本書紀」「風土記」に見えているものにはオレンジ色のマーク(マーク:オレンジ色)を付した。また、平安朝以降の歌集等に初めて見えるもののうち主要なものを赤色マーク(マーク:赤色)を付して掲げた。
/の上は枕詞、/の下はかかる語。
   挿絵:花水木と鳥

あ行

  • ()が心/清澄・明石・筑紫
  • (あかね)さし/照る
  • (あかね)さす/日・昼・照る・紫・君
  • 赤ら引く/日・朝・肌
  • 秋霧の/立つ・晴る・(まがき)
  • 秋津島(あきつしま)(蜻蛉洲)/大和(やまと)
  • 秋山の/したふ・色なつかし
  • 朝霧/鹿火屋(かひや)
  • 朝霧の/おほに・八重・乱る
  • 朝霜の/()御木(みけ)
  • 朝月の/日向(ひむか)
  • 朝露の/()・命・あが身・置く
  • 朝鳥の/朝立ち・()泣く・通ふ
  • 朝日の/笑み栄え
  • 麻裳(あさも)よし/紀・城上(きのへ)
  • (あし)が散る/難波(なには)
  • 葦根()ふ/下・憂き
  • 足引きの/山・()
  • あぢさはふ/目・夜昼知らず
  • 䳑群(あぢむら)の/(さわ)
  • 梓弓(あづさゆみ)/射る・張る・引く・寄る・矢・音・(もと)(すえ)・つる・かえる
  • 天雲(あまくも)の/たゆたふ・ゆくらゆくら・たどきも知らず
  • 雨隠(あまごも)り/三笠
  • 雨衣(あまごろも)田蓑(たみの)の島
  • 天離(あまざか)る/(ひな)
  • 天飛(あまだ)む/(かる)
  • 天伝(あまづた)ふ/日・入り日
  • 天つ水/仰ぎて待つ
  • 天照るや/日
  • 天飛(あまと)ぶや/鳥・雁・軽
  • 海人小舟(あまをぶね)(蜑小舟)/泊瀬(はつせ)
  • 天在(あめな)る/ひめ菅原・一つ棚橋
  • 天降(あもり)付く/(あめ)香具山(かぐやま)・神の香具山
  • 菖蒲草(あやめぐさ)/あや・ね
  • 粗金(あらがね)の/土
  • 荒妙(あらたへ)の/藤原などの「藤」の付く地名
  • 新玉(あらたま)(荒玉)の/年・月・日・春
  • 洗ひ(ぎぬ)/とりかひ
  • (あられ)降り/鹿島・きしみ・(とほ)
  • あり(きぬ)の/三重・さゑさゑ・宝・ありて
  • ()り根よし/対馬
  • 泡雪(あわゆき)(沫雪)の/若やる胸・()
  • 青雲の/白肩(しらかた)()()
  • 青丹(あをに)よし/奈良・国内(くぬち)
  • 青旗の/木幡(こはた)葛城山(かづらきやま)忍坂(おさか)の山
  • 青柳の/細き眉・いと・いとど・葛城山
  • (いさな)取り/海・浜・(なだ)
  • いすくはし/(くぢら)
  • 石上(いそのかみ)/降る・()
  • (いちさかき)()多し
  • 稲筵(いなむしろ)/川
  • 岩下す/かしこし
  • 岩橋の/()・間近し・遠し
  • 石走(いはばし)る/滝・垂水(たるみ)・近江
  • 家つ鳥/(かけ)
  • 居待ち月/明かし
  • 射目(いめ)立てて/跡見(とみ)
  • 射目人(いめひと)の/伏見
  • (いも)が着る/三笠
  • 妹ら(がり)今木(いまき)
  • ()(しし)の/心を痛み・行き死ぬ
  • 打ち()やし/麻績(をみ)
  • 打ち麻を/麻績王(をみのおほきみ)
  • 打ち(なび)く/春・草香(くさか)
  • うちひさす/宮・都
  • 打ち寄する/駿河
  • 空蝉(うつせみ)の/世・命・かれる身・人むなし・から
  • 虚木綿(うつゆふ)の/まさき国・こもる
  • (うづら)鳴く/()
  • 烏羽玉(うばたま)の/闇・夜・夢
  • うまこり/あやに
  • 旨酒(うまさけ)(味酒)/三輪(みわ)三諸(みもろ)餌香(ゑか)の市・鈴鹿
  • 旨酒(味酒)の/三輪・三諸
  • 旨酒(味酒)を/三輪・三諸・神名火(かむなび)
  • ()もれ木の/下・人知れぬ
  • 沖つ鳥/(かも)味経(あじふ)
  • 沖つ波/しく・たつ・(とを)
  • 沖つ藻の/(なび)く・名張
  • 奥山の/真木
  • 押し照る/難波(なには)
  • 押し照るや/難波
  • 大魚(おふを)よし/(しび)
  • 大君の/三笠
  • 大口の/真神(まかみ)
  • 大伴(おほとも)の/見つ
  • 大鳥の/羽易(はがひ)の山
  • 大船の/津守・渡りの山・たのむ・たゆたふ・ゆた・ゆくらゆくら・香取・思ひたのむ

か行

  • 掻き数ふ/二・二上山・四
  • 杜若(かきつばた)(燕子花)/()つらふ・左紀(さき)
  • 陽炎(かぎろひ)の/春・燃ゆ
  • 隠れ()の/下・底
  • 陽炎(かげろふ)の/それかあらぬか・あるかなきか・ほのか
  • (かし)の実の/ひとり
  • 片糸の/より・よる・くる・あふ・()
  • 神風(かみかぜ)や/伊勢・五十鈴川(いすずがは)玉串(たまぐし)
  • 神風(かむかぜ)の/伊勢
  • 唐衣(からころも)(韓衣)/着る・裁つ・(かへ)す・裾
  • 唐錦(からにしき)/裁つ・織る・縫ふ
  • 刈り(こも)の/乱る・心もしのに
  • 刈る(かや)の/ほに()づ・乱る
  • 君が着る/三笠の山
  • 君が代の/(なが)長柄(ながら)・なが井・長月
  • (きも)向かふ/心
  • 草陰の/荒藺(あらゐ)安努(あの)
  • 草枕/旅・(ゆふ)
  • (くしろ)着く/手節(たふし)の崎
  • 葛の葉の/うら・うらみ
  • 曇り()の/たどきも知らず・(まと)
  • 呉竹(くれたけ)の/世・夜・ふし・伏見
  • (くれなゐ)の/色・浅葉の野・うつし心・ふり出づ・飽く・やしほの岡
  • 呉織(くれはとり)/あや
  • 黒髪の/乱る・長し
  • 今日今日(けふけふ)と/飛鳥(あすか)
  • 言喧(ことさへ)く/百済(くだら)の原・(から)の崎
  • 高麗剣(こまつるぎ)(狛剣)/和射見(わざみ)()
  • 薦畳(こもだたみ)()
  • 薦枕(こもまくら)/たか
  • (こも)()(国)の/初瀬(はつせ)
  • (こも)()の/下
  • 小余綾(こゆるぎ)の/急ぐ
  • 子等(こら)が手を/巻向(まきむく)
  • 衣手(ころもで)常陸(ひたち)
  • 衣手の/田上(たなかみ)山・高屋(たかや)・返る・別る・真若の浦・名木(なき)
  • 衣手を/打廻(うちみ)

さ行

  • 三枝(さきくさ)の/中・三つ
  • ()き竹の/とををとををに・背向(そがひ)
  • 拆釧(さくくしろ)五十鈴(いすず)
  • 拆鈴(さくすず)五十鈴(いすず)
  • 桜花/栄え少女
  • 狭衣(さごろも)の/小筑波(をづくは)
  • 細蟹(ささがに)の/蜘蛛(くも)・いと・い・いづこ・いかに
  • ささがねの/蜘蛛(くも)・いと・い・いづこ・いかに
  • 細波(さざなみ)の/大津・滋賀・比良(ひら)・近江・あやし・寄る・夜
  • 細波(さざなみ)や/大津・滋賀・比良(ひら)・近江・あやし・寄る・夜
  • 刺す竹の/君・大宮人・皇子(みこ)舎人(とねり)
  • 真葛(さねかづら)(実葛)/いや遠長く・(のち)もあふ
  • さねさし/相模(さがむ)
  • さ野つ鳥/(きぎし)
  • (さひづ)らふ/漢女(あやめ)
  • (さひづ)るや/から碓子(うす)
  • 小百合花(さゆりばな)(ゆり)
  • 敷島(しきしま)の/大和(やまと)
  • 敷妙(しきたへ)の/枕・手枕(たまくら)・袖・衣手(ころもで)(とこ)・家
  • (しし)(くし)ろ/熟睡(うまい)黄泉(よみ)
  • 下紐の/した
  • 倭文(しづ)手纒(たま)き/いやしき・数にもあらぬ
  • 息長鳥(しながどり)猪名(ゐな)安房(あは)
  • しなざかる/(こし)
  • しなだゆふ/ささなみ路
  • しなてる/片岡山・片足羽川(かたしはがは)
  • しなてるや/片岡山・(にほ)(みずうみ)
  • 潮舟の/並ぶ・置く
  • 島つ鳥/()
  • 細枝(しもと)()ふ/葛城山(かづらきやま)・まさきのつな
  • 白雲の/竜田の山・絶ゆ
  • 白菅(しらすげ)の/真野(まの)・しら
  • 白玉の/()
  • 白露の/置く・奥・消ゆ・たま
  • しらとほふ/小新田山(をにひたやま)新治(にひばり)
  • 白鳥(しらとり)の/飛羽(とば)山・鷺坂山・真野(まの)の国
  • 白波の/浜松・いちしろし・よる・たつ・うつ
  • しらぬひ/筑紫
  • 白真弓(しらまゆみ)(白檀弓)/はる・ひく・いる・ひ・い
  • 白妙(しろたへ)の/衣・袖・たすき・ひれ・ひも・緒・雪・雲・月・波路・砂・卯の花・鶴・藤江の浦・かしは・夕波・夕告鳥・浜名
  • 菅の根の/乱る・長し・ねもころ・すがなし
  • そに(どり)の/青
  • そらみつ/大和(やまと)

た行

  • 高座(たかくら)の/三笠の山
  • (たか)知るや/(あめ)のみかげ
  • 高照らす/日
  • 高光る/日
  • 高行くや/(はやぶさ)
  • 滝つ瀬の/はやし
  • 栲綱(たくづの)の/白・新羅(しらぎ)
  • 栲縄(たくなは)の/長き・千尋(ちひろ)
  • 栲領巾(たくひれ)の/かけ・白・鷺坂山
  • 栲衾(たくぶすま)/白・新羅(しらぎ)
  • たたなづく/青垣山・青垣・柔膚(にきはだ)
  • 楯並(たたな)めて/伊那佐の山・泉の川
  • 畳薦(たたみこも)平群(へぐり)(へだ)
  • 立ち柧棱(そば)の/()()けく
  • 玉かぎる/夕・日・ほのか・岩垣淵
  • 玉勝つ間/逢ふ・阿倍島山・島熊山
  • 玉葛(たまかづら)/実ならぬ樹・花のみ咲き・遠長し・絶えず・はふ
  • 玉鬘(たまかづら)/かげ・掛く
  • (たま)きはる/宇智(うち)・命・世・うち
  • 玉櫛笥(たまくしげ)二上山(ふたかみやま)三室(みむろ)の山・あく・ひらく・奥に思ふ・蘆城(あしき)の川
  • 玉釧(たまくしろ)/手に取り持ちて・まく
  • 玉襷(たまだすき)/かけ・畝火(うねび)
  • 玉垂れの/越智(をち)小簾(をす)
  • 玉梓(たまづさ)(玉章)の/使ひ・(いも)
  • 玉の()の/長し・短し・絶ゆ・乱る・間も置かず・継ぐ・惜し・うつし心
  • (はや)す/武庫(むこ)
  • 玉矛(たまほこ)の/道・里・手向(たむ)けの神
  • 玉藻(たまも)刈る/敏馬(みぬめ)辛荷(からに)の島・処女(をとめ)
  • 垂乳(たらち)し/母・吉備(きび)
  • 垂乳根(たらちね)の/母・親
  • ちちの実の/父
  • 千葉の/葛野(かづの)
  • 千早人(ちはやひと)/宇治
  • 千早振る/神・宇治
  • 月草の/うつろふ・仮の命
  • つぎねふ/山城(やましろ)
  • つぎねふや/山城(やましろ)
  • 槻弓(つくゆみ)の/(こや)
  • 躑躅(つつじ)花/にほふ・にほえをとめ
  • 津の国の/浪華(なには)長洲(ながす)昆野(こや)長柄(ながら)御津(みつ)
  • つのさはふ/磐之媛(いはのひめ)磐余(いはれ)石見(いはみ)
  • 夫籠(つまごも)(妻籠)る/屋上(やかみ)の山・矢野の神山・小左保(をさほ)
  • 露霜の/秋・()・置く・過ぐ・小倉の山・岡辺・布留(ふる)・古里
  • 剣太刀(つるぎたち)/名・()・身に()へ・()
  • ()(ぎぬ)の/思ひ乱る・恋ひ乱る
  • 時つ風/吹飯(ふけひ)
  • 鳥網(となみ)張る/坂手
  • 飛ぶ鳥の/明日香(あすか)
  • 遠つ人/松・松浦(まつら)・雁・猟路(かりぢ)
  • (ともしび)の/明石
  • (とり)が鳴く/あづま
  • 鳥通ふ/羽田(はた)
     挿絵:月と木の枝

な行

  • 夏草の/野島の崎・思ひしなゆ・あひねの浜・深く・(しげ)
  • 夏麻(なつそ)引く/海上潟(うなかみがた)宇奈比(うなひ)・命かたまけ
  • 夏引きの/いと
  • なまよみの/甲斐(かひ)
  • 弱竹(なよたけ)の/とをよる
  • 鳴る神の/(おと)・音のみ聞く
  • (にはたづみ)/流るる・川・行方知らぬ
  • (には)つ鳥/(かけ)
  • (には)に立つ/麻
  • (にほ)照る/沖・月
  • (にほ)照るや/矢橋・桜谷・志賀
  • 鳰鳥(にほどり)の/(かづ)く・息長(おきなが)・二人並び居・なづさふ
  • 萎草(ぬえくさ)の/()
  • 鵼鳥(ぬえどり)の/うらなけ・のどよふ・片恋づま
  • 射干玉(ぬばたま)の/黒・夜・夕・こよひ・昨夜(きそ)・髪・夢・月・(いも)
  • 野つ鳥/(きぎし)

は行

  • (はし)立ての/さがしき山・倉梯(くらはし)熊来(くまき)
  • (はし)向かふ/(おと)
  • はだ(すすき)/穂に出づ・裏・三穂
  • 初雁(はつかり)の/はつか・なく
  • (ぐは)し/桜・(あし)
  • 唐棣(はねず)色の/うつろひやすし
  • 柞葉(ははそば)の/母
  • ()(くず)の/いや遠長く・(のち)も逢ふ・絶えず
  • ()(つた)の/おのがむきむき・わかる
  • 早川(はやかは)の/塞く・行く
  • 暴雨(はやさめ)(速雨)/くたみ・ふたみ
  • 春霞(はるがすみ)/たつ・井・春日(かすが)
  • 春風の/音
  • 春草の/(しげ)し・いやめづらし
  • 春鳥の/さまよふ・()のみ泣く・声のさまよふ
  • 春花の/たふとし・盛り・めづらし・にほえさかゆ・うつろふ
  • 春日(はるひ)春日(かすが)
  • 春日の/春日(かすが)
  • 春日を/春日(かすが)
  • 青柳/かづら・葛城(かづらき)
  • 久方(ひさかた)(久堅)の/(あま(あめ))・空・雨・月・月夜・日・昼・雲・雪・あられ・都・桂・岩戸
  • ひな曇り/碓氷(うすひ)
  • 日の(もと)の/大和(やまと)
  • (ひも)()の/心に入る・いつがる
  • 深海松(ふかみる)の/深む・見る
  • 藤波(ふぢなみ)(藤浪)の/(思ひ)まつはる・ただ一目・たつ
  • 船余(ふなあま)り/帰る
  • 冬籠(ふゆごも)り/春・張る
  • 降る雪の/()白髪(しらがみ)

ま行

  • 真金(まがね)吹く/丹生(にふ)吉備(きび)
  • 真木(まき)()(栄)く/()
  • 枕付く/妻屋(つまや)
  • 益荒男(ますらを)の/手結(たゆひ)が浦
  • 間澄鏡(まそかがみ)(真十鏡)/見る・敏馬(みぬめ)南淵(みなぶち)山・懸く・床の()去らず・()ぐ・照る・清し・面影(おもかげ)二上(ふたかみ)
  • 真蘇我(まそが)よ/蘇我
  • 真菅(まそが)よし/そが
  • 真玉付く/をち・越智・玉之邑日女命(たまのむらひめのみこと)
  • 松が根の/待つ・絶ゆることなく
  • (がへ)り/しひ
  • 真鳥住む/雲梯(うなて)の森
  • みか(しお)/播磨速待(はやまち)
  • 御家(みけ)向かふ/城上(きのへ)・淡路・味原(あぢふ)南淵山(みなみぶちやま)
  • 御心を/吉野
  • 水薦(みこも)刈る/信濃
  • 瑞垣(みづかき)の/久し・神
  • 水茎(みづくき)の/水城(みづき)・岡・流る・行方も知らぬ
  • 三つ栗の/中・那賀
  • 水渟(みづたま)る/池田・依網(よさみ)の池
  • 水鳥(みづとり)の/(かも)・賀茂・青葉・浮き寝・立つ
  • みつみつし/久米
  • (みてぐら)を/奈良
  • 水下経(みなしたふ)(うを)
  • 水底経(みなそこふ)(おみ)
  • 水注(みなそそ)く/(しび)(おみ)
  • (みな)(わた)/か黒き
  • 御諸(みもろ)つく/鹿背山(かせやま)三輪山(みわやま)
  • むばたまの/黒・夜・(ゆふ)・こよひ・昨夜(きそ)・髪・夢・月・妹
  • 群肝(むらぎも)の/心
  • 紫の/にほふ・名高(なたか)・こ
  • 群鳥(むらとり)の/群れいぬ・群立つ・朝立つ・(いで)立つ
  • 望月(もちづき)の/たたはし・たれる・めづらし
  • 物多(ものさは)に/大宅(おほやけ)
  • 武士(もののふ)の/八十(やそ)・宇治川・磐瀬(いはせ)・矢野・矢田野
  • 紅葉(もみちば)(黄葉)の/移る・過ぐ・あけ
  • 百岐年(ももきね)美濃(みの)
  • 百敷(ももしき)の/大宮・内
  • 百足(ももた)らず/八十(やそ)・山田・(いかだ)斎槻(いつき)
  • 百伝(ももづた)ふ/八十(やそ)磐余(いはれ)渡会(わたらひ)角鹿(つぬが)(ぬて)

や行

  • 焼き太刀の/へつかふ・利心(とごころ)
  • 八雲さす/出雲
  • 八雲立つ/出雲
  • 八隅(やすみ)(安見)()し/わが大君・わご大君
  • やつめさす/出雲
  • 八百丹(やほに)杵築(きづき)
  • 八百丹(やほに)よし/杵築(きづき)
  • 山川(やまがは)の/(たぎ)つ・音のみに聞く・あさまし
  • 山菅(やますげ)の/実・乱る・()まず・背向(そがひ)
  • 山たづの/むかふ
  • 山吹の/やむ・にほふ
  • 行く鳥の/争ふ・群がる
  • 行く(みづ)の/過ぐ・絶ゆることなし
  • 木綿畳(ゆふだたみ)手向(たむ)けの山・田上(たなかみ)
  • 夕月夜(ゆふづくよ)暁闇(あかときやみ)・小倉の山・入佐(いるさ)の山
  • 長庚(ゆふつづ)(夕星)の/か行きかく行き・(ゆふへ)

わ行

  • 若草の/つま・(いも)新手枕(にひたまくら)・思ひつきにし・足結(あゆひ)
  • 我が背子を/我が松原・待乳(まつち)の山・松浦(まつら)の山
  • 我妹子(わぎもこ)に/(あふち)逢坂(あふさか)山・近江・淡路
  • 吾妹子(わぎもこ)を/いざ見の山・早み
  • (わた)の底/沖・(おき)
  • 小楯(をだて)大和(やまと)
  • 少女等(をとめら)に/あふ・ゆきあふ
  • 女郎花(をみなへし)佐紀(さき)